インドの自動車販売では、タタ・モーターズが商用車部門1位、マルチ・スズキ・イディアが乗用車部門1位を誇っています。こうした勢力関係がどう変化していくのかに注目です。1969年ブラジル・サンパウロで設立した自動車メーカー。フォルクスワーゲン・ビートルをベースにした小型車を開発・し、国内外で人気を博す。しかし、1980年以降は経営状態が悪化し、1994年に消滅。1969年~1997年までブラジル・サンパウロに拠点を構えた自動車メーカー。フォルクスワーゲン車をベースにしたスポーツカーを生産。当時のブラジルでは国内で買える数少ないスポーツカーということもあり人気を博した。筆頭株主はあくまでルノーであり、ルノー・日産・三菱アライアンスの一員。日産・ティアナをベースにした初代SM7(A34R型)やブルーバードシルフィをベースにした初代SM3(N17)型を生産販売。スズキの子会社。インド国内での乗用車シェアNO.1。『巨人の星』を原案にしたアニメのスポンサーを務め(主人公がプレイするのは野球ではなくクリケット!)、劇中にちょいちょい自社の車を登場させるなど抜け目がない。中国の自動車メーカービック3の1つ。グループ企業にGMとの合弁会社「上海通用」、VWとの合弁会社「上海VW」がある。現在、中国の大手自動車メーカーは自社開発の車種投入に熱心だが、上海汽車は慎重な姿勢を示している。1953年設立の国営自動車メーカー。中国で最初に創業された自動車メーカーでもある。グループにトヨタ、マツダ、VWなどとの合弁会社がある。2018年ロールス・ロイスの元チーフデザイナー、ジャイルズ・テーラー氏が副社長に就任。世界の自動車メーカーにはどのようなものがあるのか、大衆車、高級車、スポーツカー、スーパーカーなどを生産するメーカーやブランドを解説し、人気車や代表車を写真付きで紹介。欧州の名門ブランドや自動車大国アメリカのビック3以外にも、中国の自動車メーカーや新興メーカーも要チェックです!インドの人口は2019年現在は世界第2位ですが、2030年には中国を抜いて1位になることが予測されています。成長が見込める市場として、各国の自動車メーカーも注目している国でしょう。ヒンドゥスタンとも表記されるインドのHindustan Motors。イギリス車モーリス・オックスフォードをベースに1958~2014年まで製造したアンバサダーはタクシーにも多く採用され、「インドの国民車」と呼ばれた。その一方、カルロス・ゴーン氏の逮捕で日産からのルノーサムスンへの受託生産が中止になったり、過激な労働組合員がGM韓国CEOのオフィスを襲撃したりなど、まさに先行き不透明。良くない材料も多数抱えています。インドの大企業Mahindraが設立した自動車メーカー。トラクターや小型商用車などの販売も手掛けるが、SUV車の人気が高い。インドでの乗用車部門のシェア第3位。2014年以降フォーミュラEにも参戦中。2019年現在、中国には100社以上の自動車メーカーがあると言われていますが、ライセンスのみ取得して、販売に至っていない会社も多いのが実情。実態に関しては国内の専門家ですら把握できておらず、業界再編が今後の課題です。マレーシアの企業グループ「ナザ」が設立した自動車メーカー。創始者の故ナシムディン・アミン氏は、21歳で自動車の輸入業を開始し、後にホテル業や建設業など一代で財を成した人物。近年は韓国・起亜自動車の製造を行っている。1995年設立。オフロード車・SUV車を製造するブラジルの自動車メーカー。主力モデルのTroller T4はダカールラリーでも好成績をおさめた。2007年に米国フォードの子会社となる。ただし、中国の政策上、現地生産したい他国の自動車メーカーは中国メーカーとの合弁(複数の企業や国家がお互いに出資し、事業を起こすこと)が条件。日本の自動車メーカーも、既にいくつかの合弁会社を設立しています。1999年設立のモロッコのスーパーカーメーカー。2002年にコンセプトカー「フルグラ」を発表。メルセデス製6.0LV12エンジン4ターボを搭載。その後もBorac、Epitomeなどを発表しているが、スーパーカー市場で成功しているとは言い難い。1969年設立。中国の自動車メーカービック3の国有企業。ルノー日産、ホンダ、PSAプジョーシトロエン、起亜との合弁会社あり。2014年の資本提携によりPSAは、プジョー家・フランス政府・東風3者の持株比率が同等となった。「きずいきしゃ」と読む。中国自動車メーカービック5の1つ。1997年設立とビック5の中では新興メーカーと見なされるが、自主ブランドの開発や海外輸出に早くから取り組んできた。ジャガーランドローバーとの合弁事業あり。中国自動車メーカービック5の1つ。マツダ、スズキ、フォードなどと合弁事業を行っていたが、2018年9月スズキは合弁会社「長安鈴木」の持ち株を長安汽車へ譲渡し、中国市場から撤退することに。韓国の自動車産業は、現代自動車(ヒュンダイ)の一強が長く続いています。1999年に起亜自動車を傘下に収めて以降、世界的なシェアも大幅に増え、サムスンに次ぐ大財閥となりました。近年、めざましい経済成長を遂げている中国。自動車産業も例外ではなく、世界最大の自動車市場として注目度は増すばかりです。双竜自動車とも表記される。1954年創立の韓国の自動車メーカー。90年代にはメルセデス・ベンツ・Eクラスのプラットフォームを流用した高級セダン「チェアマン」を発表。2010年以降はインドのマヒンドラ傘下へ。戦後は自動車製造などの工業で栄えたブラジルですが、70年代後半には国内経済が低迷し、自動車メーカーも経営難に陥るように。グルジェルなどは当時は国内の有力企業でしたが、1994年に倒産しています。南アフリカは、アフリカ最大の経済大国であり、日本を含めて世界の自動車メーカーが工場を構える生産拠点です。また、「バーキン」というロータス・カーズに関連する会社も存在します。「吉利汽車」の親会社であり、2010年スウェーデンの名門ボルボを買収したことで世界中の注目を集めた中国企業。2018年、吉利とボルボの共同ブランド「Lynk&Co」の新型セダン03が富士スピードウェイで公開された。1985年、政府支援を受けて日本の三菱との合弁会社という形で設立(2004年三菱は資本提携を解消)。マレーシア初の国産自動車メーカーとして期待されたが、ダイハツが出資するプロドゥアの登場もあり苦戦。現在は吉利汽車が49.9%の株式を保有。マレーシアは、東南アジアで唯一自国の自動車メーカーを持つ国です。自動車業界を牽引するのはプロトンとプロドゥアの2社。どちらも日本の自動車メーカーの合弁事業という形で設立されています。1993年、ダイハツとの合弁で設立されたマレーシアの自動車メーカー。三菱が出資したプロトンに次ぐ国産車メーカーとして存在感を示し、しだいに両社の販売台数は逆転。取り扱うのはほぼダイハツの姉妹車。1986年にオーストラリアのシドニーに設立。1992年にマレーシアのクアラルンプールへ移転した少量生産の高級自動車メーカー。1930年代のクルマからインスピレーションを受けたデザインが特徴。中国では輸入車には高い関税がかけられてしまうため、中国国内で自動車を販売したいのなら現地生産が現実的です。Copyright © 2017-2020 COBBY All Rights Reserved.インド最大手の自動車メーカーであり、商用車のシェアは60%以上。2008年に世界一安い乗用車タタ・ナノを発表。当時の日本円換算でも28万円という破格の安さ。現在は英国のジャガーとランドローバーを傘下に収めている。1944年設立の韓国第2位の自動車メーカー。1960年代からマツダのオート三輪やトラックをノックダウン生産しており、キア初の乗用車として「ファミリア」も販売。1999年の経営破綻により現代自動車の傘下へ。米国ゼネラルモーターズの子会社。2011年までの社名はGM大宇自動車技術。2000年代はシボレーのコンパクトカー生産で好調だったが、しだいに低迷。労組のストライキもあり、2019年現在GMは韓国政府に支援を求めている。韓国最大手の自動車メーカー。国内2位の起亜自動車は傘下企業。グループ全体では世界190か国以上で販売され、新車販売台数も毎年世界5位前後にランクインしている。日本には2001年に参入、2010年に乗用車販売から撤退。スペインの南側、地中海に面した北アフリカ北西部に位置するモロッコ。ヨーロッパやアフリカなど多様な文化が入り混じった異国情緒あふれる街並みに見せられ、近年観光客が増加しています。ロータス・セブンのレプリカを製造する南アフリカの会社。ロータスの創始者コーリン・チャップマンの妻ヘイゼル氏が設立に関わっているため、数あるセブンのレプリカメーカーの中でも、ケーターハムと並んで正統派と見なされやすい。 住商アビーム自動車総合研究所のスタッフが日々移り変わる自動車業界を、経営と現場を結ぶ視点で紐解いたコラムです。|中国民族系完成車メーカーのグローバル化 中国の自動車メーカーを大きく分けると、外資自動車メーカーとの合弁を持つ大手メーカーと、民族系と言われる民間企業があります。それぞれどんな特徴があるのか、実際の販売台数も含めて紹介します。 現地生産するには中国メーカーと合弁会社を作るしかない現地中国メーカーとの合弁会社って何? 同じマツダなのに、「長汽マツダ」と「一汽マツダ」があるのは何故? そもそも中国には自動車メーカーが何社あるの? そんな疑問を、ここではq&aで… 中国の自動車メーカーは外資との提携も盛んで、数多くのメーカーが群雄割拠している状況です。そんな中でビックファイブと呼べる自動車メーカーがあります。それは上海汽車、東風汽車、第一汽車、長安汽車、北京汽車の5社です。 中国民族系自動車メーカーのメガ・プラットフォーム戦略 車種当たりの採算性改善で、混戦激化の価格競争からの生き残りを模索 2016/12/12. 3.垂直分裂を生かす民族系メーカー ・2000年前後に自動車生産を始めた奇瑞・ 吉利などの民族系メーカーが短期間に急 成長し、中国の乗用車市場で一定のシェ アを占めることができたのはなぜか? ・それは民族系メーカーが、自動車産業の 中国の自動車メーカーを大きく分けると、外資自動車メーカーとの合弁を持つ大手メーカーと、民族系と言われる民間企業があります。それぞれどんな特徴があるのか、実際の販売台数も含めて紹介します。第一汽車はその名の通り中国初の自動車メーカーで、中国共産党総書記が使う公用車ブランドとして知られる「紅旗」を傘下に持つ歴史と伝統あるメーカーです。次いで、東風汽車と第一汽車が続きます。東風汽車(DFM)は湖北省武漢市に本拠を構え、日産やホンダとの合弁会社を持っています。以前は「第二汽車」という社名で、中国で2番目の自動車メーカーという歴史あるメーカーです。では、実際に中国市場での販売台数やどんなブランドが売れているのか見てみましょう。そして、いま世界でいちばん新エネルギー車(PHV/EV/FCVを指す)を数多く売っている比亜迪(BYD)も注目です。もとは世界有数のリチウムイオンバッテリーメーカーでしたが、その技術力をクルマに転用。プラグインハイブリッド車を開発し、国内外で高く評価されています。以下、長安汽車集団(Changan)、北京汽車集団(BAIC)、広州汽車集団(GAC)と続きます。これらのメーカーはすべて外資との合弁会社を持ち、中央または地方政府と深い結びつきを持ちながら成長してきた国策企業です。中国で1番売れている自動車ブランドである一汽大衆は、第一汽車とフォルクスワーゲン(中国語で大衆)の合弁会社のブランド名です。2番目に売れている上海大衆も同様に、上海汽車とフォルクスワーゲンの合弁会社のブランドです。外資との合弁会社を持つ大手自動車メーカーが中国市場の主役であるとすれば、もうひとつの主役が「民族系」と呼ばれる叩き上げの民間企業です。ボルボを買収し、さらにダイムラーAGの筆頭株主となった吉利汽車(GEELY)がその代表格でしょう。また、SUVが大人気の中国市場において、その火付け役と言われている長城汽車(GREATWALL)は、販売台数を急激に伸ばし、一躍、人気メーカーとなりました。このブランドのもと、フォルクスワーゲン車を生産・販売していますが、上海汽車はそのほかにもGMとの合弁会社や、自車オリジナルのROEWEやMAXUSとったブランドを持っており、それら全体を指して、上汽集団(SAIC)といいます。この上汽集団が中国最大の自動車メーカーであり、25%ほどのシェアを持っています。こういった民間企業は、外資との合弁を持つことができなかったため、その逆境を跳ね返すがごとく独自の開発力・販売力を身に着け、中国オリジナルブランドとしてはトップクラスの販売台数を積み上げるほどになりました。