肺以外の臓器が冒されることもあり、腎臓、リンパ節、骨、脳など体のあらゆる部分に影響が及ぶことがあります(肺外結核)。せきが止まったからといって勝手に薬の飲み方を不規則にしたり、飲むのを止めてしまったりすると、薬の効かない菌(耐性結核菌)ができることがあります。耐性結核は、通常の治療よりも多種の薬を、さらに長期間服用しなければならず、場合によっては、外科的治療も行われます。薬の飲み方を自分で判断しないことが大切です。健診方法はツベルクリン反応検査やインターフェロンガンマ遊離試験(IGRA)などの他、胸部X線撮影を行う場合があります。 周囲の人への健診の結果、感染していると診断された場合は、抗結核薬による治療を行うことがあります。ただし、「発病」しても「排菌」していない場合は、他の人に感染させる心配はありません。結核菌を排菌しているかどうかを調べます。塗抹検査、培養検査、遺伝子検査などがあります。結核菌は増えるのが遅いので、培養検査では何週間かかかります。ツベルクリンという液を皮内注射して、48時間後に判定します。結核菌に感染した人やBCG接種を受けた人は、皮膚が赤く反応します。ただし、反応が結核感染の為か、BCG接種の為か判断しにくい場合があります。BCGは特に子供の結核予防に有効で、安全な予防接種として世界で広く用いられています。ただし、BCGの結核予防効果は10~10数年というところです。小児の結核予防には効果がありますが、成人の結核に対する予防効果は高くないとされています。しかし、菌が体内に残ることがありますが、多くの場合、免疫によって封じ込められ、発病しません。ただし、高齢や合併症のために免疫力が低下すると、発病することもありますので、注意が必要です。しかし一方で、感染後の数年~数十年後に結核を発症することもあります。なお、どういう理由で結核菌が増え始めて発病するのかは、まだよくわかっていません。免疫力が弱まっているときは、結核菌が再び活動を始め、発病しやすい状態と考えられています。抵抗力のない人(お年寄り、過労、栄養不良、他の病気による体力低下等)は注意が必要です。さらにひどくなると、だるさや息切れ、血の混じった痰(たん)などが出始め、喀血(血を吐くこと)や呼吸困難で死に至ることもあります。なお、結核菌の増殖には時間がかかる為、周囲の人への健診が実施される場合、感染源の患者が「結核」と診断されてから1~2ヵ月後くらいになることもあります。接触者健診の目的は、「感染」と「発病」を見つけることです。公益財団法人結核予防会は、結核対策、国際協力、呼吸器疾患対策、生活習慣病対策に取り組んでいます。現在、予防接種法により、乳幼児期の重症結核を早期に予防するため、生後1歳に至るまで(標準的接種期間は5ヶ月から8ヶ月に達するまで)BCGを接種することになっています。生後1歳までであれば費用は自治体等の負担で接種を受けられます(長期にわたり療養を必要とする疾病にかかったなど、特別な事情を除きます)。肺結核の「発病」については、胸部X線撮影を行い、疑わしい影がある場合はCTスキャンなどの精密検査を行います。血液検査によって結核の感染を調べることができます。ツベルクリン反応検査と違ってBCGや非結核抗酸菌の影響を受けない利点があります。また、治療途中で薬を飲むのをやめてしまったり、指示された通りに薬を飲まなかったりすると、結核菌が薬に対して抵抗力(耐性)を持ってしまい、薬の効かない結核菌(耐性菌)になってしまう可能性があります。結核と診断されたなら、医師の指示を守って、治療終了まできちんと薬を飲み続けることが最も重要です。 ãçµæ ¸ã¯ãçµæ ¸èãå¸ãè¾¼ããã¨ã§ãããææçã§ããçµæ ¸æ£è ãå³ããããã¿ãããã¨ãã«ãçµæ ¸èãé£ã³æ£ãã空æ°ä¸ãæ¼ãã¾ãããã®èãå¸ãè¾¼ããã¨ã§ææãã¾ãã ・ 結核の定期健康診断は、結核のり患率が高い者や結核を発病すると周囲に感染させるおそれが高い者等に対する健康診断の実施を義務付けることにより、結核を早期に発見し、集団感染を防ぐことを目的 … 結核を診断した医師は、感染症法により直ちに保健所に届出をします。 保健所は届出をもとに訪問や面接を行い、病気や治療、医療費助成、接触者健診について、患者や関係者へ説明します。 一般的に、保健所において接触者検診が行われます。東京都中央区の場合は、聖路加病院のすぐそばに保健所はあります。それは、結核の感染は、体に抗体ができる8週間以降でないとわからないから。それに、発症は、感染後6ヶ月から2年以内に多く、ただちに発症して二次感染を引き起こすリスクはほとんどありません。IGR検査によって調べられるのは、結核に感染してから8週間が経過してからです。それ以前に検査を受けた場合、検査から遡って8週間前までの状態しかわかりません。8週間以内に感染したかどうかは、わからないのです。医療機関から自宅療養を指示され、保健所への報告書を自ら持参したところ、保健所において入院を勧告されました。医療機関での喀痰検査の結果、微量の結核菌が検出されていましたが、自宅での投薬で十分安全は確保できると判断したようです。しかし、保健所ではあくまで感染症に定める基準で判断しますから、排菌している結核菌の量にかかわりなく入院勧告を出しました。入院勧告や入院措置があって入院し、投薬による治療が行われていても、体は元気な場合が多々あります。原則として怪我や痛みのある病気ではありませんので、入院中はやることがありません。退院のためには、週に1回の排菌していないことを確認するテストを受け、それが3回(3週)連続して陰性とならなければなりません。最後の1回が陽性であれば、1回目のテストからやり直しとなります。つまり、陽性だった場合は退院が少なくとも3週間は伸びることとなり、心が不安定になってしまうケースがあります。結核と診断された社員の氏名を伝えて問い合わせれば、必要なことは詳しく教えてくれます。まずは、社員が勧告を受けた保健所(居住地を管轄する保健所)に問い合わせましょう。結核発症者に接触していたことが明らかな場合、感染が疑われます。ここでは、ぼくが経験した職場でのケースを例にご紹介します。社員の結核菌に対する理解度はさまざまです。また、近距離で接触していた人が、想定外の部署にいるかもしれません。(退勤後の飲み会や忘年会も注意です)誰がどんな不安を持ち動揺するか、想定することは困難です。ここで感染が確認できなければ、他に体調不良を訴えることが無い限り、保健所の連絡を待つだけです。万が一感染が確認された場合は、そのまま結核予防会 総合検診推進センターに通院して、発症を抑えるための指示を仰ぎましょう。(ここは事例がないので割愛させていただきます)窓口で注意事項が書かれた受診票を受け取り、氏名・住所・連絡先を記入しました。それを提出して待つこと数分、「アガシンさん」と問診室に呼ばれます。しかしそれでも、当面の安心を得るためには実施した方がよいと考えます。この記事では、社員が結核を発症した場合の職場の対処方法をご紹介しています。従って、職場の事柄が多く登場しますが、身近な方が発症した場合でも、役立つようまとめました。接触者検診の対象者が決まると、保健所より検診実施日が伝えられ予約名簿が送られてます。受診希望日、氏名・生年月日等を記入して返送し、予約します。検診実施日は翌月からとなっていました。結核発症者が排菌していた場合には、感染リスクが少なからずあります。ましてや、換気の悪い部屋の中で一緒に仕事をしていた場合にはなおさらです。車に同乗していた場合にも、注意が必要です。接触者検診は、IGRA検査という血液の抗体反応を検査する方法で行われます。つまり、採血です。スピッツ菅3本に、それぞれ1ccの血液を採血します。1本あたり、ほんとにちょっとずつ採ります。例えば、誰もがお互いに社員の顔を知っていて、週に数回は顔を合わすであろう100人ぐらいまでの事業所であれば、全社員を対象に、部署ごとに状況を説明して回ってはどうでしょうか。ぼく自身、当初は社員が結核を発症したと聞いて慌てました。しかし、急ぐ必要はないということが分かってからは、社員に対して丁寧に説明することを心がけました。中には、小さいお子さんや90歳になろうかというご家族を心配して過剰反応を示す社員もいましたが、丁寧に説明することで乗り切りました。医療機関では自宅療養とされた場合でも、保健所に報告された後(結核は国指定の感染症であるため、医療機関から保健所への報告が義務とされています。)に、保健所の勧告により入院する例がありました。それが終わると当該社員が勤務していた職場に移動して、職場の換気状況及び他の者と接触していた程度を、ヒアリングを交えて確認します。しかし、どんなに説明をしても、小さなお子さんや高齢者など、特にご家族がいる社員の不安は大きいものです。原則として会社に責任はありませんが、自主的に検査を実施して、現時点での不安を解消することができます。また、この記事は、衛生管理者であるぼくが、職場で実際に携わった出来事を元に作成しています。対処するためにさまざまな助言、ご協力をいただいた、保健所の保健師の先生とスタッフさん、社会保険労務士の先生、それから、結核予防会の職員さんには、この場を借りて感謝申し上げます。喀痰検査の結果、排菌していて入院が必要とされた場合は、速やかに入院治療となります。しかし、医療機関によっては、判断に幅を持たせている場合があります。結核は、きちんと薬を飲んで治療すれば治る病気です。また、発症を確認してからも対処する時間には余裕があります。経験からわかったのは、スピードよりも確実にひとつひとつ丁寧に対処することが大事だということ。保健所に届出があってから2週間から3週間後に、結核を発症した社員が勤務していた事業所に対して連絡が入ります。この電話では、簡単な職場状況の確認と、来社日の調整、準備しておくものの指示があります。接触者検診は、最もリスクが高いグループ(=最も濃厚な接触者)から実施します。このグループに感染者がいなければ、二次感染は無いと判断されて終了します。仮に感染者がいた場合は、次に感染リスクが高いグループに対象者を広げて接触者検診を実施し、それでも感染者があれば以上のことを繰り返します。さらに問題となるのは、いつから発症していたかわからないという事実があることです。発症が診断を受けた日であることはなく、たいていの場合、診断を受ける前から咳き込んでいたり、体調不良が続いていたり。なかなか医療機関を受診していなかった場合、長期間に渡って排菌していたことになります。感染しても生涯に渡って発症しない場合があるのは、このような機能のおかげです。というのも、既に他に感染者がいるかもしれないことと、発症した社員は長期に渡って職場を離脱して入院するため、遅かれ早かれ噂は広まるからです。わからないことは保健所に問い合わせて二次感染者を増やさないようにするとともに、また、不安や動揺が広まらないように関係者に対しては丁寧に説明して対処していきましょう。先に述べた通り、感染から少なくとも8週間が経過しなければ感染の有無を確認することができないことから、保健所はすぐに動きません。こうして、職場の調査・ヒアリングが行われ、概ね1週間で保健所は接触者検診の対象者を決定します。接触者検診とは、結核の二次感染が発生していないか確認するもので、保健所が対象者を指定した場合には、国の費用負担により行われます。近年は、会社の中にグループウェアと呼ばれるイントラサイトがあることが多いと思います。この機能やメールを使って一斉配信することが可能ですが、これらの方法はおすすめしません。
「東京都 結核接触者健診マニュアル」作成・改訂経過 平成20年9月 初版 平成19 年4 月に結核予防法が廃止され、結核が感染症法の二類感染症に位置づけられたことによ
施設・企業の窓口担当者の方が、健診までに行うことや健診全体の流れを理解いただけるよう「結核接触者健診のてびき(北九州市保健所)」を作成しております。下記からダウンロードして、ご利用いただき、対応のご協力をお願いします。