織り上がった後に、ソーダを混ぜた石鹸液で数時間煮沸させると糊がとれて緯糸の撚りが戻ろうとし、生地全体に細かい「しぼ」ができ、表面にぽこぽこと小さな凹凸があるのが特徴です。羽二重は平絹(へいけん)ともいわれ、撚りのない生糸で織られている平織りの生地で、平らで滑らかなのが特徴です。着物を作るための白生地の反物は、生糸と呼ばれる繭から引き出した糸を撚り合わせた絹の糸で織り上げられます。綸子は、経糸、緯糸ともに撚らない糸をつかって織りあげた繻子織りの一種で、後染め用の生地になります。表面には、経糸(たていと)か緯糸(よこいと)のどちらかのみが現れ、手触りが滑らかで光沢があるのが特徴です。紗や絽など薄い着物は、下に着ている下着や襦袢が透けてしまうことがあります。透けてしまうことを計算し、色つきの長襦袢で薄い着物との重なりをおしゃれに見せる方法もあります。紗は絽よりも格が下がり、準礼装や街着などで着用ができます。絽と同じように7~8月の盛夏に着用する単衣仕立ての着物用になります。c Copyright 2020 着物買取のいろは.
All rights reserved.綸子とは違って地紋がなく、後染めの着物用になります。紋付の礼装に利用される高級品で、着物の裏地にあたる胴裏にも使用されています。縮緬や羽二重は平織りの高級生地、絽や紗は盛夏用の着物の生地になります。絽は、もじり織という経糸2本を交差させながら織り上げ、緯糸を数本おきに隙間を作りながら織り上げた生地が一般的ですが、経糸で隙間を作った生地は経絽(たてろ)と呼ばれ区別されています。染めの着物地のひとつになり、表面にしぼができるために、ふんわりとあたたかい風合いで厚みがあり、高級呉服や帯地、帯揚げ、半衿のほかに、風呂敷や巾着、鼻緒などの小物類にも、広く使われています。反物の織り方にはいろいろな織り方があり、織り上がった生地によって見た目の印象が大きく異なるため、着物選びのポイントになります。着用できるシーズンにもルールがあるのでご紹介します。繻子(しゅす)とは繻子織り(表面に経糸か緯糸のみがあらわれるなめらかな生地、サテン)のことで、綸子(りんず)は撚らない糸をつかって織りあげた繻子織りの生地、緞子(どんす)は経糸と緯糸に色のちがう糸を用いるなどして模様がはっきりした繻子織りの生地をさします。振袖や付け下げなどの着物以外に、襦袢や帯揚げ、半衿などに利用されています。生地が薄いので、裏地のついた袷(あわせ)仕立ての他に、真夏以外の暑い時期に着用できる、裏地の無い単衣(ひとえ)仕立てにも利用できます。それぞれ地方によって経糸や緯糸の撚りや織り方が違い、最近ではほとんが機械織りで、明確な判断が難しいものもあります。先染めである織りの着物の生地になり、経糸と緯糸の色を変えて文様を織ることもあります。生地に厚みと重量感があり、高級織物とされていて、光沢があり手触りが滑らかで、着物の他に帯地によく利用されています。縮緬は、経糸に撚りのない生糸を使用し、緯糸には糊付けされた強い撚りのかかった糸を使って平織りにします。着物にして着用する時は、同じように襦袢や帯なども単衣仕立ての透け感のある小物を使用しましょう。織り方によって地紋が浮き出ているのが特徴で、縮緬よりも生地に厚みはありませんが、光沢があり手触りが滑らかでやわらかいです。 緞子 地を五枚経朱子織、その裏組織の緯朱子織で文様をあらわす。 一重緞子 経糸 緯糸 同色の糸で組み組織の違いだけで模様を表現する; 二重緞子 経糸 緯糸、又は経糸に二色以上の糸を用いて模様を表現する。 「金襴緞子の帯締めながら~・・・」の歌をご存知でしょうか。 この歌のように、日本では、金襴も緞子も、帯によくみられる、光沢のある豪華な紋織物です。 日本では着物を想像するとわかりやすいので、まずは綸子から見ていきましょう。
繻子とは、繻子織りの略称で、織り方の基本とされています。表面には、経糸(たていと)か緯糸(よこいと)のどちらかのみが現れ、手触りが滑らかで光沢があるのが特徴です。英語ではサテンと呼ばれ、帯や足袋によく利用されています。生地の織り方には「繻子織り」「平織り」「綾織り」の3種類があります。 1. 繻子織り…経糸を多く浮かせて織った経繻子と、緯糸を多く浮かせて織った緯繻子がありますが、浮き糸が多い … 緞子と綸子の違い. やや重めな仕上がりで、「金襴緞子の帯締めて~」の歌でも出てきましたが、室町時代(15~16世紀)の茶の湯ブームに乗って盛んに輸入されました。鎌倉時代から南北朝時代(14世紀)にかけて、のちに説明します金襴(きんらん)とともに中国から渡来し、中国の明から縮緬の織物とともに技術が伝えられ、京都・西陣や堺で織られるようになり、そこから発展していき、17世紀末ごろには、女性用の着物や帯に用いられるようになったということです。シボのある織物になり、綸子縮緬(ちりめん)といって、手描き友禅などの高級着物に用いられます。まずは大阪・堺で始まり、京都・西陣にて生産が本格化されました。金襴を使った洋服は、リメイクのオーダーにはあるかもしれませんが、強撚糸(きょうねんし)といって、普通の糸よりも撚りを強くした糸で織られると、緞子など、禅宗の伝来とともに、様々な織物の袈裟が伝わったのですが、国産化が始まったのは、江戸時代初期(17世紀はじめ)ころといわれています。日本では着物を想像するとわかりやすいので、まずは綸子から見ていきましょう。綸子と同じジャガードの一種で、同じ織り方ですが、違うところは、古くから、金を使った織物は、印金(いんきん・接着加工するやり方)のように、それか、こちらは着付け教室もやっておりますので、リメイクではなく、結べるようになってもいいですね(笑)この歌のように、日本では、金襴も緞子も、帯によくみられる、光沢のある豪華な紋織物です。豪華で華麗なため、茶の湯の発達に伴って「名物裂(めいぶつぎれ)」の最高地位に置かれました。訪問着や、長じゅばん・伊達襟などに多く見られる綸子という生地は、織りあがった後で、精練(せいれん・染めるための前処理)や染色を行っていきます。たて糸とよこ糸の組織点(交差するところ)が少なく、たて糸、またはよこ糸の浮きが多いため、金箔糸を織り込む技術が編み出されたのは宋代(10世紀~12世紀)になってからで、画期的な技術でした。帯をはじめ、袈裟、法衣、能装束などの伝統芸能の衣装に多く見られます。たて糸・よこ糸の色を変えることで、多色の文様を出すことができるのが特徴です。綸子は、この朱子織りの表組織と裏組織(編み物でいう表編み、裏編みみたいなもの)を組み合わせて模様を出し、表面が滑らかになり、すべりもよく、強い光沢があるのが特徴の織り方です。金襴とは、平金糸(ひらきんし)といって、紙に金箔をはって細く切った金箔糸、なめらかで光沢のある朱子織りの緞子に、金箔糸で文様を織り出したものを「金襴緞子」他にはサテン、ベネシャン、ドスキンなどがあり、フォーマルウェアやブラウス、裏地などに使われています。中国で「天子より賜った袈裟」が「金襴衣・金襴袈裟」と呼ばれたことからといわれています。日本・中国以外では見られない独特の手法で、特技とされています! 緞子は糸の段階で精練し、染色加工してから織り上げる、先練り織物です。 緞子と似たものに「綸子」がありますが、綸子は綸子は生糸を使って織り、精錬後に染め加工する、後練り織物です。 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 緞子の用語解説 - 紋織物の一種。地は繻子 (しゅす) 織 (サテン ) で,文様を地と表裏反対の同色の繻子組織で表わしたもの。また,2色以上の絵緯 (えぬき) を用いて文様を織り出したもの。ダマスク damaskともいう。