デンプン粒・脂肪粒は養分の貯蔵の手段で、デンプン粒は地下茎・根や種子、脂肪粒は種子の細胞によく見られる。 光合成で作られた糖は葉肉細胞の葉緑体にデンプン粒として一時的に貯蔵され、徐々にショ糖に変換されて篩管を通って他の器官に転送される。 でんぷん粒の正体は、アミロプラストです。昼間、光合成を行うことによって葉の細胞にある葉緑体の中で合成されたでんぷんは、夜の間に分解されて糖 になり、維管束を通って根、地下茎、種子、ジャガイモの塊茎などの貯蔵器官に輸送されます。
葉緑体 (ようりょく ... 色素体の中に1-数個ある丸い粒状の構造で、タンパク質性で、光合成産物を貯蔵物質に変えるのに関与しているとされる。緑藻類ではデンプン合成がここで行われる。 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - 葉緑体の用語解説 - 葉緑素 (クロロフィル) を含む色素体で,真核生物の細胞内にある光合成器官。分裂によって増殖する。葉緑素のほかに,カロテノイド (カロテンとキサントフィルと呼ばれる黄色色素) を含むが,通常緑色を示す。 植物はどのような貯蔵物質をどこで合成してどこに貯めますか? まず、貯蔵場所ですが、炭水化物はデンプンの形で葉緑体などに、タンパク質は貯蔵の目的に特化した液胞の一種に、脂質はオイルボディーという細胞内小器官に貯蔵されます。 まず、貯蔵場所ですが、炭水化物はデンプンの形で葉緑体などに、タンパク質は貯蔵の目的に特化した液胞の一種に、脂質はオイルボディーという細胞内小器官に貯蔵されます。ただし、植物が順調に生育している場合は、タンパク質や脂質を機能しない状態で多量に蓄積することはありません。タンパク質や脂質の蓄積が一番見られるのは種子の場合です。植物は、葉以外の場所の細胞にも葉緑体に相当する細胞内小器官を持っており、色素体と総称されます。デンプンの蓄積は植物が順調に生育しているときにも見られ、葉緑体にデンプンが存在するほか、根には、デンプンの蓄積に特化した色素体が存在します。デンプンは分子が大きいので、色素体を包んでいる膜を通り抜けることができません。従って、分解も色素体の中で起こり、分解されてできた糖を色素体から細胞質に出してショ糖の形に変換した後、必要な場所に輸送します。タンパク質の合成は、細胞質でも起こりますし、葉緑体やミトコンドリアでは独自の遺伝子を持っていてやはりタンパク質の合成を行なっています。脂質は脂肪酸とグリセロールを材料として合成されますが、脂肪酸の合成と一部の脂質の合成が色素体で行なわれ、残りの脂質の合成は小胞体で行なわれます。葉緑体は、光合成以外にも脂質の合成や窒素の代謝に重要な働きをしていますが、葉緑体が存在しない葉以外の細胞にも、何らかの色素体は存在するので、冬に葉を落とした植物が生育できなくなるということはありません。 デンプン粒を形成する色素体です。葉緑体も色素体の一種です。 単粒: 1個のアミロプラストの中に1個のデンプン粒を形成するものです。 複粒: 1個のアミロプラストの中に複数のデンプン粒を形成するものです。貯蔵デンプンの多くは複粒に分類されます。 教科書などに載っている葉緑体の電子顕微鏡写真を見ると「白い大きなかたまり」が幾つか見えますが、これが葉緑体内のデンプン粒です。葉における同化産物の貯蔵形態は葉緑体内で合成され、蓄積されるデンプンが主体ということになります。