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5月12日(土)に公開を控えた映画「孤狼の血」。原作の続編にあたる長編小説『凶犬の眼』が、3月30日(金)に発売されました。直木賞をはじめとする各文学賞にノミネートされ、小説ランキングにも多数ランクインするなど注目を集めた『孤狼の血』。今回発売された『凶犬の眼』では、前作で“悪徳刑事”の大上から刑事としての覚悟を受け継いだ日岡が、ヤクザと対峙しながら、迷い、刑事として成長していく姿が描かれます。 …
この度、皆様の熱望の声に押され、 映画『孤狼の血』の続編 が東映にて製作されることが決定致しました ことを、ご報告させて頂きます。 役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、中村獅童、竹野内豊、音尾琢真、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介など日本を代表する豪華キャ� 「孤狼の地」白石監督が「呉市街地は一つの大きなロケセット」とコメントのように、映画の中での風景が今もそのまま感じることができるレトロな呉の町。
『劇場公開日』 2018年5月12日『製作年』 2018年『製作国』 日本『配給』 東映『監督』 白石和彌監督『原作』 孤狼の血原作はこちらから購入できます。↓↓↓↓孤狼の血 (角川文庫) [ 柚月裕子 ] 彼女は普通の主婦をしていたのですが、小説家になるための講座を受けたことがきっかけで小説を書き始めます。しかし、彼のやり方が一つの確固たる信念に基づくものであることが後半で明らかになります。映画をメインに積極的に色々な役に挑戦していて、若手俳優の中でも頭一つ抜けている印象があります。そしてそれを誰よりも近くで見ていた日岡にもその意思は次第に受け継がれていきます。広島を舞台としていますが、呉原という架空の都市を舞台としています。彼の捜査の方法は型破りで、乱暴で、法律すら破るような強引なやり方。タッグを組まされた新人の日岡もそのやり方に困惑と疑問を隠せずにいます。その素行っぷりは、あまりに破天荒なのでどっちがヤクザか分からなくなるほど。バイオレンス描写こそありますが、あなたの日本映画の印象が変わることでしょう。またそれを白石監督が映像化するにあたって、より映像向きの表現に仕上げていて見事です。今作、対立するヤクザと警察、それらを取り巻く女など様々な登場人物が出てきます。それを殺人事件と見たベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件捜査に奔走する。日本映画もここまでできるんだという力量を感じさせる一本をどうぞ。【ネタバレ感想】『ジョンウィック3 パラベラム』に日本の真田広之も出演し...暴力団が街を牛耳るこの街では広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」が一触即発の状態。 ご紹介した通り、原作小説がモデルとなっています。 実は原作の小説はシリーズ化していて、映画ではシリーズ1作目の『孤狼の血』を描いています。 役所広司の呉の映画【孤狼の血】は、観て良かった、面白かった、などのツイートが多く、大好評です。 公開2週目にして続編を希望する声が多く、すでにこの時点で、 …
柚月裕子さんによる小説「暴虎の牙」の連載が、10月1日(月)発行の夕刊フジでスタートします。 「暴虎の牙」は、役所広司さん主演で映画化された警察小説『孤狼の血』、第2作『狂犬の眼』に続くシリーズ3作目にして完結編。今作からの新しいキャラクターも登場します。 役所広司、松坂桃李、江口洋介ら豪華キャストが集結し、熱き男たちの生き様を描いたハードボイルド作『孤狼の血』(公開中)。『仁義なき戦い』(73)など、か…『この世界の片隅に』長尺版の公開日が決定!エンドクレジットに名前が載るチャンスも2016年に公開され、口コミと共に大きな反響を呼んだアニメーション映画『この世界の片隅に』の夏の再上映舞台挨拶が終戦記念日となる8月15日にテアトル新…【閲覧注意】最恐の心霊スポット「犬鳴トンネル」へ潜入…『犬鳴村』は実在した<写真36点>のん、終戦の日に『この世界の片隅に』すずさんの涙を語る。新バージョンへの意気込みもたっぷり!歴代ボンド、どの作品が高評価?批評家が選ぶ「007」シリーズの“フレッシュ”10選「暴力の割を食うのはいつだって一般の人たち」。『孤狼の血』で白石和彌監督が目指した真のテーマとは?すずさんにまた会える!30分の新規シーン追加の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開決定昭和63年の広島を舞台に繰り広げられる男たちの熾烈なドラマを、かつて日本映画界を席巻した“東映実録路線”を想起させる熱量で描きだした白石和彌監督の『孤…あの俳優も食べた肉や丼、ラーメン、朝ドラのアレも!写真で味わう絶対うまい全国ロケ地グルメ2016年11月12日に全国63館で公開されるやいなや口コミで大きな話題を集め、いまなおロングラン上映が続いている片渕須直監督の『この世界の片隅に』。…真夏を彩った美人コスプレイヤー20連発!“冬コミ中止”でもコスプレ熱は冷めやらず2016年11月12日に公開されてから1日も途切れることなくロングラン上映が現在も続けられ、累計興行収入27億円、観客動員数210万人を記録している『…「意識高すぎ!高杉くん」のフレーズでおなじみのauのCMで「あの子は誰!
5月12日に公開を迎えたハードボイルド大作『孤狼の血』(公開中)。警察とヤクザの関係を描いた本作は、生々しいバイオレンス描写や物語の舞台が広島県ということもあり、『仁義なき戦い』(73)のdnaを継ぐ作品との呼び声が高く、その映像から漂う…
?」とネットを中心に話題を集め、7月からスタートするTVドラマ・日曜劇場「この…セルタッチや3DCGなど、様々な手法で人々を魅了するアニメーション。アカデミー賞長編アニメ賞候補になった『レッドタートル ある島の物語』(16)『ゴッ…映画『万引き家族』(18)や『坂道のアポロン』(18)、TBS日曜劇場「陸王」、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」などのさまざまな映像作品のロケ地が…役所広司の“正義”とは?『孤狼の血』に込めた想いと松坂桃李への期待を語る!“警察小説×「仁義なき戦い」”と評される柚月裕子の同名小説を、役所広司を筆頭にした豪華俳優陣で映画化した『孤狼の血』(公開中)。本作を手掛けた白石和彌…「この世界の片隅に」すずさん役で話題の松本穂香が眼帯YouTuberを怪演!女優・長澤まさみの“光と闇”…『MOTHER マザー』の狂気的な母親役が危険すぎる!Copyright © MOVIE WALKER Co., Ltd. All Rights Reserved.熱き男たちの物語は続く!『孤狼の血』ヒットしてますけぇ、続編作ってもええんじゃ!夏と言えば…海!サメ!トンデモな進化を遂げてきた、サメ映画の傑作たち長澤まさみのドレス姿ずらり!『プリンセス編』でもダー子が美しい『この世界の片隅に』監督も絶賛!仏の鬼才のアニメは、まるで動く水墨画auのCM「意識高すぎ!高杉くん」や、7月からスタートしたドラマ「この世界の片隅に」でヒロインのすずを演じるなど、今年注目度急上昇中の女優・松本穂香。…「この世界の片隅に」主演でブレイク必至の松本穂香「役のイメージを固めたくない」 『孤狼の血』続編について. あと、名前の設定でいくつか気になるところがあったのと、続編あるらしくとても気になる。 — ピエール中野 凛として時雨 (@Pinakano) 2018年5月31日 .
私はかねて、続きが読みたい――との読者の声が、なによりの賛辞であると思っている。だから、そうした声に背中を押されて続編執筆が決まったことを、素直に喜んだ。思案の末、舞台は山奥の駐在所、時代は前作から2年後の平成2年に決めた。腹も舞台も時代も固まったのに、続編にはまた別の、大きな悩みがあった。あまりうじうじしても、日岡らしくない。かといって、堂々としすぎるのも、らしくない。日岡の立ち位置をどう描くかで、本作の成否は決まる気がした。直木賞をはじめとする各文学賞にノミネートされ、小説ランキングにも多数ランクインするなど注目を集めた『孤狼の血』。今回発売された『凶犬の眼』では、前作で“悪徳刑事”の大上から刑事としての覚悟を受け継いだ日岡が、ヤクザと対峙しながら、迷い、刑事として成長していく姿が描かれます。自著に「佐方シリーズ」と銘打つものがあるが、これは主人公である佐方貞人が、中年弁護士から検事時代の若かりし日へ逆行しているので、続きというよりスピンオフに近い、と自分では思っている。したがって厳密には、時系列に沿った続編を描くのは本作がはじめてとなる。しかも、時代を暴力団対策法の施行以後(平成4年)に設定すると、警察と暴力団の間に、厳然とした一線が敷かれてしまう。主人公の日岡とヤクザの絡みは、前作以上に描きにくくなる。また暴対法施行以後、大きな暴力団抗争は起きていない、という現実もあった。新作『凶犬の眼』は、3年前に上梓した『孤狼の血』の続編に当たる。編集者の意見をもとに、大幅に改稿した。迷いが消えたからか、単行本になった日岡は、ぶれていなかった。『孤狼の血』が赤い炎だとしたら、『凶犬の眼』は青い炎だと思う。赤い炎のほうが青い炎より猛々しく見えるが、温度は青い炎のほうが高い。本作はそんな熱量を持つ作品だと信じている。しっかり迷い、思い切り悩み、潔く決断している。まさに、私が描きたかった日岡がいた。『孤狼の血』は悪徳刑事・大上と、大上とタッグを組む若手刑事・日岡の物語だが、佐方を除く他の作品同様、これはこれで、完結するはずだった。だが、ありがたいことに、思いのほか反響が大きく、読者の方から「ぜひ続編を」との声をいただいた。本作を「日岡とともに悩みながら書き上げた」という著者の柚月裕子さん。執筆時のエピソードを、エッセイとして寄せていただきました。5月12日(土)に公開を控えた映画「孤狼の血」。原作の続編にあたる長編小説『凶犬の眼』が、3月30日(金)に発売されました。人が何かを受け継いだとき、それを真に自分のものにするには時間がかかる。そう簡単にはいかない。きっと日岡も苦悩したはずだ。その悩む日岡を描かずして、ぽんと成長した日岡を描くには抵抗があった。日岡とともに悩みながら書き上げた作品を、どうか多くの方に読んでいただきたい。昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原―。そこは、未だ暴力団組織が割拠し、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中、「加古村組」関連企業の金融会社社員が失踪する。失踪を殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件解決の為に奔走するが、やくざの抗争が正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく……。万引きすら起きそうにもない牧歌的な土地を舞台に、なにを描けばいいのか浮かばず、時代設定をもっと先にして、駐在から所轄に戻った日岡を描こうか、とも考えた。時間は刻々と過ぎ、連載の締め切りは容赦なくやってくる。とにかく書かねば――迷いながら、原稿に向かった。所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、懇意のヤクザから紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく……。前作の終わりで、若手刑事の日岡は、広島の県北にある駐在所へ飛ばされたことになっている。いわゆる左遷だ。 現在上映中の、役所広司主演、白石和彌監督のタッグ作『孤狼の血』の続編が製作されることが25日、東映株式会社より発表された。 孤狼の血の興行収入で続編決定? 2018年5月12日に公開された映画『孤狼の血』は、2週間で観客動員数40万人、興行収入は5億円を突破となり.
5月12日(土)に公開を控えた映画「孤狼の血」。原作の続編にあたる長編小説『凶犬の眼』が、3月30日(金)に発売されました。直木賞をはじめとする各文学賞にノミネートされ、小説ランキングにも多数ランクインするなど注目を集めた『孤狼の血』。今回発売された『凶犬の眼』では、前作で“悪徳刑事”の大上から刑事としての覚悟を受け継いだ日岡が、ヤクザと対峙しながら、迷い、刑事として成長していく姿が描かれます。 …
この度、皆様の熱望の声に押され、 映画『孤狼の血』の続編 が東映にて製作されることが決定致しました ことを、ご報告させて頂きます。 役所広司をはじめ、松坂桃李、真木よう子、中村倫也、中村獅童、竹野内豊、音尾琢真、ピエール瀧、石橋蓮司、江口洋介など日本を代表する豪華キャ� 「孤狼の地」白石監督が「呉市街地は一つの大きなロケセット」とコメントのように、映画の中での風景が今もそのまま感じることができるレトロな呉の町。
『劇場公開日』 2018年5月12日『製作年』 2018年『製作国』 日本『配給』 東映『監督』 白石和彌監督『原作』 孤狼の血原作はこちらから購入できます。↓↓↓↓孤狼の血 (角川文庫) [ 柚月裕子 ] 彼女は普通の主婦をしていたのですが、小説家になるための講座を受けたことがきっかけで小説を書き始めます。しかし、彼のやり方が一つの確固たる信念に基づくものであることが後半で明らかになります。映画をメインに積極的に色々な役に挑戦していて、若手俳優の中でも頭一つ抜けている印象があります。そしてそれを誰よりも近くで見ていた日岡にもその意思は次第に受け継がれていきます。広島を舞台としていますが、呉原という架空の都市を舞台としています。彼の捜査の方法は型破りで、乱暴で、法律すら破るような強引なやり方。タッグを組まされた新人の日岡もそのやり方に困惑と疑問を隠せずにいます。その素行っぷりは、あまりに破天荒なのでどっちがヤクザか分からなくなるほど。バイオレンス描写こそありますが、あなたの日本映画の印象が変わることでしょう。またそれを白石監督が映像化するにあたって、より映像向きの表現に仕上げていて見事です。今作、対立するヤクザと警察、それらを取り巻く女など様々な登場人物が出てきます。それを殺人事件と見たベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件捜査に奔走する。日本映画もここまでできるんだという力量を感じさせる一本をどうぞ。【ネタバレ感想】『ジョンウィック3 パラベラム』に日本の真田広之も出演し...暴力団が街を牛耳るこの街では広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」が一触即発の状態。 ご紹介した通り、原作小説がモデルとなっています。 実は原作の小説はシリーズ化していて、映画ではシリーズ1作目の『孤狼の血』を描いています。 役所広司の呉の映画【孤狼の血】は、観て良かった、面白かった、などのツイートが多く、大好評です。 公開2週目にして続編を希望する声が多く、すでにこの時点で、 …
柚月裕子さんによる小説「暴虎の牙」の連載が、10月1日(月)発行の夕刊フジでスタートします。 「暴虎の牙」は、役所広司さん主演で映画化された警察小説『孤狼の血』、第2作『狂犬の眼』に続くシリーズ3作目にして完結編。今作からの新しいキャラクターも登場します。 役所広司、松坂桃李、江口洋介ら豪華キャストが集結し、熱き男たちの生き様を描いたハードボイルド作『孤狼の血』(公開中)。『仁義なき戦い』(73)など、か…『この世界の片隅に』長尺版の公開日が決定!エンドクレジットに名前が載るチャンスも2016年に公開され、口コミと共に大きな反響を呼んだアニメーション映画『この世界の片隅に』の夏の再上映舞台挨拶が終戦記念日となる8月15日にテアトル新…【閲覧注意】最恐の心霊スポット「犬鳴トンネル」へ潜入…『犬鳴村』は実在した<写真36点>のん、終戦の日に『この世界の片隅に』すずさんの涙を語る。新バージョンへの意気込みもたっぷり!歴代ボンド、どの作品が高評価?批評家が選ぶ「007」シリーズの“フレッシュ”10選「暴力の割を食うのはいつだって一般の人たち」。『孤狼の血』で白石和彌監督が目指した真のテーマとは?すずさんにまた会える!30分の新規シーン追加の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』公開決定昭和63年の広島を舞台に繰り広げられる男たちの熾烈なドラマを、かつて日本映画界を席巻した“東映実録路線”を想起させる熱量で描きだした白石和彌監督の『孤…あの俳優も食べた肉や丼、ラーメン、朝ドラのアレも!写真で味わう絶対うまい全国ロケ地グルメ2016年11月12日に全国63館で公開されるやいなや口コミで大きな話題を集め、いまなおロングラン上映が続いている片渕須直監督の『この世界の片隅に』。…真夏を彩った美人コスプレイヤー20連発!“冬コミ中止”でもコスプレ熱は冷めやらず2016年11月12日に公開されてから1日も途切れることなくロングラン上映が現在も続けられ、累計興行収入27億円、観客動員数210万人を記録している『…「意識高すぎ!高杉くん」のフレーズでおなじみのauのCMで「あの子は誰!
5月12日に公開を迎えたハードボイルド大作『孤狼の血』(公開中)。警察とヤクザの関係を描いた本作は、生々しいバイオレンス描写や物語の舞台が広島県ということもあり、『仁義なき戦い』(73)のdnaを継ぐ作品との呼び声が高く、その映像から漂う…
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私はかねて、続きが読みたい――との読者の声が、なによりの賛辞であると思っている。だから、そうした声に背中を押されて続編執筆が決まったことを、素直に喜んだ。思案の末、舞台は山奥の駐在所、時代は前作から2年後の平成2年に決めた。腹も舞台も時代も固まったのに、続編にはまた別の、大きな悩みがあった。あまりうじうじしても、日岡らしくない。かといって、堂々としすぎるのも、らしくない。日岡の立ち位置をどう描くかで、本作の成否は決まる気がした。直木賞をはじめとする各文学賞にノミネートされ、小説ランキングにも多数ランクインするなど注目を集めた『孤狼の血』。今回発売された『凶犬の眼』では、前作で“悪徳刑事”の大上から刑事としての覚悟を受け継いだ日岡が、ヤクザと対峙しながら、迷い、刑事として成長していく姿が描かれます。自著に「佐方シリーズ」と銘打つものがあるが、これは主人公である佐方貞人が、中年弁護士から検事時代の若かりし日へ逆行しているので、続きというよりスピンオフに近い、と自分では思っている。したがって厳密には、時系列に沿った続編を描くのは本作がはじめてとなる。しかも、時代を暴力団対策法の施行以後(平成4年)に設定すると、警察と暴力団の間に、厳然とした一線が敷かれてしまう。主人公の日岡とヤクザの絡みは、前作以上に描きにくくなる。また暴対法施行以後、大きな暴力団抗争は起きていない、という現実もあった。新作『凶犬の眼』は、3年前に上梓した『孤狼の血』の続編に当たる。編集者の意見をもとに、大幅に改稿した。迷いが消えたからか、単行本になった日岡は、ぶれていなかった。『孤狼の血』が赤い炎だとしたら、『凶犬の眼』は青い炎だと思う。赤い炎のほうが青い炎より猛々しく見えるが、温度は青い炎のほうが高い。本作はそんな熱量を持つ作品だと信じている。しっかり迷い、思い切り悩み、潔く決断している。まさに、私が描きたかった日岡がいた。『孤狼の血』は悪徳刑事・大上と、大上とタッグを組む若手刑事・日岡の物語だが、佐方を除く他の作品同様、これはこれで、完結するはずだった。だが、ありがたいことに、思いのほか反響が大きく、読者の方から「ぜひ続編を」との声をいただいた。本作を「日岡とともに悩みながら書き上げた」という著者の柚月裕子さん。執筆時のエピソードを、エッセイとして寄せていただきました。5月12日(土)に公開を控えた映画「孤狼の血」。原作の続編にあたる長編小説『凶犬の眼』が、3月30日(金)に発売されました。人が何かを受け継いだとき、それを真に自分のものにするには時間がかかる。そう簡単にはいかない。きっと日岡も苦悩したはずだ。その悩む日岡を描かずして、ぽんと成長した日岡を描くには抵抗があった。日岡とともに悩みながら書き上げた作品を、どうか多くの方に読んでいただきたい。昭和63年。暴力団対策法成立直前の広島・呉原―。そこは、未だ暴力団組織が割拠し、新たに進出してきた広島の巨大組織・五十子会系の「加古村組」と地場の暴力団「尾谷組」との抗争の火種が燻り始めていた。そんな中、「加古村組」関連企業の金融会社社員が失踪する。失踪を殺人事件と見たマル暴のベテラン刑事・大上と新人刑事・日岡は事件解決の為に奔走するが、やくざの抗争が正義も愛も金も、すべてを呑み込んでいく……。万引きすら起きそうにもない牧歌的な土地を舞台に、なにを描けばいいのか浮かばず、時代設定をもっと先にして、駐在から所轄に戻った日岡を描こうか、とも考えた。時間は刻々と過ぎ、連載の締め切りは容赦なくやってくる。とにかく書かねば――迷いながら、原稿に向かった。所轄署から田舎の駐在所に異動となった日岡秀一は、懇意のヤクザから紹介された男が、敵対する組長を暗殺して指名手配中の国光寛郎だと確信する。彼の身柄を拘束すれば、刑事として現場に戻れるかもしれない。日岡が目論むなか、国光は自分が手配犯であることを認め「もう少し時間がほしい」と直訴した。男気あふれる国光と接するにつれて、日岡のなかに思いもよらない考えが浮かんでいく……。前作の終わりで、若手刑事の日岡は、広島の県北にある駐在所へ飛ばされたことになっている。いわゆる左遷だ。 現在上映中の、役所広司主演、白石和彌監督のタッグ作『孤狼の血』の続編が製作されることが25日、東映株式会社より発表された。 孤狼の血の興行収入で続編決定? 2018年5月12日に公開された映画『孤狼の血』は、2週間で観客動員数40万人、興行収入は5億円を突破となり.