「すべての物質は火、水、空気、土の4つからできている!これを組み合わせれば金もできる!」実験的に成功しても、実用化は遠いでしょう。技術的な課題をクリアすることが不可欠です。しかし万有引力で知られるニュートンも、実は錬金術にはまっていました。古代ギリシャの賢者アリストテレスも金を生み出せないか、悩んでいたようです。今から考えると、錬金術はバカげた話です。中学生になれば学校で原子のしくみ(後述)を学ぶので、ありえないと理解できます。一流の科学者であれば、そんなことはお見通し?その原子は、国際的に認められているだけで現在115種類しかありません。エジプト、アラビア、中国、インドなど、文明と呼ばれるものが起きた場所では、少なからず錬金術の検討、実験が行われてきました。たとえば陽子が1個なら水素、2個ならヘリウム、3個ならリチウムと続き、金は陽子が79個、銀は47個あります。アリストテレスは「すべての物は4つの物質からできている!」と唱えていましたが、理屈上は正しかったのかもしれません。科学的には有益な時間、原子本体としては長い時間ですが、人間の感覚でいえば意味のない時間です。このように希少金属を作り出す技術のことを錬金術と呼びます。古くて新しい概念です。誰もが金を欲しがっているからです。「有事の金!」それはいつまで常識であるのか、時代は変わります。ということは「金や銀も作れるのでは?」「錬金術は科学的なのではないか?」思いませんか。とりあえず金ではありませんが、理化学研究所では錬金術の研究を始めるようです。とはいえ、金や銀をザクザク作り出すことはできるのか?そうしたニーズがあれば、どこかの企業が始めるでしょう。なお原子は、中心に原子核があり、その周りをマイナスの電荷を持つ電子が高速で飛び回っています。科学技術が進歩すれば錬金術は当たり前の技術になるでしょう。時間の問題です。しかし本当に無理なのでしょうか?あきらめても良いのでしょうか?あきらめたら科学の発展はありません。なお自然界に存在している原子は、陽子数が92個のウランまで、つまり最大92個です。こうした技術自体は新しくありません。キュリー夫人の名前から命名された原子番号96のキュリウムは、1944年に作られています。たとえて言うと「フェラーリはかっこいい」これはフェラーリ全体を現わすので「元素」です。一方で「私のフェラーリはかっこいい」これは具体的な車なので「原子」です。原子核にはプラスの電荷を持つ陽子、電荷を持たない中性子があります。生存時間は1000分の2秒間だけですが、新しい元素を作ることに成功しています。世の中には数えきれないほどの物質があります。しかしすべての物質は皆、原子からできています。人工的に作られた?上述した113番目の元素ニホニウム、これは日本の理化学研究所などのチームが、原子番号30の亜鉛を同83のビスマスに光速の10分の1というスピードでぶつけたことにより作られました。ただし希少金属は、希少だからこそ価値があります。道端に金が捨てられているような時代になれば、錬金術は意味がなくなります。18世紀以降、化学のしくみがわかってくると、「錬金術は不可能?」「錬金術師は詐欺師だ!」そんな風潮に変わってきます。ちなみに「元素」と「原子」の違いは何か?ほぼ同じと考えて問題ありません。ただちょっと使い方が違います。「元素」は総称であり、具体的な場合に「原子」を使います。とはいえ科学技術が進歩すれば、つまり時間の問題かもしれません。現預金ではなく金の延べ棒として保有している人は、資産の管理方法を考え直した方が良さそうです。このうち中性子1個を取り除きパラジウム106にすると、使える原子になります。科学が進歩したことにより、基礎物質が細かくなり数が増えただけです。21世紀の技術では、黄銅やジュラルミンなどの合金を作ることはできます。より強い鋼を生み出したり超強力な磁石の製造もできます。新しく金ができたとしても、実質的に使えないのでは意味がありません。ニュートンはお金が欲しかったのか?単なる科学的好奇心と信じたいです。錬金術を考えるためには、原子のしくみを理解する必要があります。だから金は錆(さ)びない!酸素とも結びつきにくいので、1000年の時を経ても輝き続けるのです。錬金術は理論的には可能です。しかし技術的には未だ難しいでしょう。たとえばダイヤモンドを人工的に合成することには成功しています。実際に人工ダイヤモンドが宝石として、工業用材料として利用されています。上述したニホニウムは合成できました。しかし、寿命はたったの1000分の2秒です。ならば取り除く中性子1個を陽子に変えれば、陽子数47になる?つまり銀になりますけど…。また原子力発電は、中性子を当ててウランの原子核を分裂させます。なおパラジウムは原子番号46の元素です。つまり原子核に陽子が46個あります。ただ溶かした金属を混ぜるだけでは金になりません。根本的な原理を知ることが大切です。とはいえ、金や銀を作り出すことには成功していません。「そもそも無理!」そう行き着いています。原子のしくみがわかったら、錬金術は可能?理論上は金を作れる!そう思えるでしょう。重力波というアインシュタインからの宿題は、約100年で解くことができました。
こんにちは!サルコッチです。 アウトプットフリークの中で、 シリーズでお伝えしている 「ある億万長者の錬金術」 略して「おくれん(億錬)」のeラーニング! 第33話になります。 この「おくれんe … 錬金術は主に卑金属から貴金属を生み出そうとする試みのことを指しますが、他にも合成金属、薬、実験手法、肉体や魂の探求なども錬金術に含まれます。 古代から近代頃まで、世界各地でこの類の試みが行われていました。 錬金術は時代を下るごとに洗練され、徐々に非科学的な側面はそぎ落とされ、やがて化学へと生まれ変わりました。錬金術により発見された法則や手法は、現代における化学や医学の礎となっているのです。しかし錬金術の「卑金属を黄金に変える」目標は達成できたと言えます。錬金術が不可能から可能になったように、遠い未来には安定した金が安価に供給できるようになるかもしれません。今後の進展に期待ですね。錬金術は主に卑金属から貴金属を生み出そうとする試みのことを指しますが、他にも合成金属、薬、実験手法、肉体や魂の探求なども錬金術に含まれます。古代から近代頃まで、世界各地でこの類の試みが行われていました。地域や時代によって触媒や霊薬の効果や呼び名は変わりましたが、考えることはどこも似たり寄ったりだったようです。フィクションによく登場する「賢者の石」や「エリクサー」は、西欧の錬金術にて目標にしていたものの名称です。原子は陽子の数によって性質が決まります。中学生ぐらいで周期表を習うと思いますが、あの原子番号は原子核に内包されている陽子の数を表しています。つまりこの陽子の数を変えることができれば、物質を変性させることは可能なのです。錬金術は現代目線で見ると、宗教・哲学・思想・呪術が入り混じった胡散臭い代物に見えます。また錬金術師にはクズを貴金属や霊薬として売りつけるような詐欺師もいたため、錬金術全盛の時代ですら胡散臭い代物だったのかもしれません。色々な「飲料水」の知識【水道水、ミネラルウォーター、軟水、硬水などなど】錬金術では卑金属を貴金属に変える触媒の生成や、不老不死の霊薬を作ることを究極の目標としていました。残念ながら現代の科学力では錬金術でお金儲けはできません。金が欲しいなら原子炉に水銀を入れるよりも、ツルハシをもって鉱山に行く方がずっと良いでしょう。しかし錬金術には科学的側面も多分に含まれており、その過程で「火薬」「溶解液」「磁器」「ステンレス合金」など数々の発見がありました。磁器と言えばマイセンが有名ですが、発明者ヨハン・フリードリッヒ・ベトガーの肩書は錬金術師だったりします。近代までに試みられていた錬金術では、化学変化は起こせても物質を変性させることは叶いません。科学の発達により「物質は原子の組み合わせであり、原子自体は変化しない」ことが分かり、錬金術は絵空事となりました。錬金術はファンタジー世界でお馴染みの技術体系であり、空想の存在だと思っている人も少なくありません。しかし錬金術は先人たちが世界各地で行ってきた試みであり、化学の礎となった真面目な学問だったのです。金の原子番号は79で、その隣には原子番号80の水銀があります。水銀が持つ80個の陽子を一つ抜くことができれば金となる訳で、これは水銀を原子炉に放りこむことで実現できます。原子は強い力でまとまっているため、そこから陽子を追い出すのは簡単なことではありません。膨大なコストと手間がかかりますし、それで生み出せる金は微量な上に放射能を放つ放射性同位体です。日本語では「錬金」という字面から金の錬成を試みていたイメージが強いですが、英語であるalchemyにはそのように範囲を限定する意味合いは含まれていません。ちなみに錬金術を生業とする人のことを錬金術師、英語でアルケミストと言います。誰もが「石ころを金に変えられたら大金持ちになるのになあ…」なんて考えたことがあると思います。そんな欲望を現実のものにしようとしたのが、錬金術と呼ばれている試みです。しかし今日の科学力をもってすれば、物質を変性させることは不可能ではありません。水銀を金に変換することは錬金術(化学)の領域では無理でも、物理学の領域では可能なのです。 手稿には錬金術への傾倒ぶりが記録されており、ケインズは失望をこめて、ニュートンのことを「最後の魔術師」と呼びました。 中国の錬丹術 古代中国においては、黄金を作る「錬金術」と、不老不死の薬を作る「錬丹(煉丹)術」は、ほぼ同義でした。 錬金術と聞くと、何の変哲もない物質から金を生み出したり、不老不死や賢者の石といった色んなワードが出てきますが、錬金術には一体どんな歴史があるのでしょうか。今回は錬金術とは一体何なのか、その歴史や名を残す錬金術師などを紹介します。 錬金術の発 天才と呼ばれる人でも錬金術に魅せられてしまうのです。 ニュートンはお金が欲しかったのか?単なる科学的好奇心と信じたいです。 3.錬金術によって科学が発展した.